ハープのつぶやき

これはハープ本人による生活記録である。

高校の部活を面白おかしく紹介するだけの記事

こんばんわハープです。

 

 

 

突然ですが、高校の時は部活に入っていましたか?

野球、サッカー、バスケ、テニス、バレー、水泳、陸上、卓球、剣道、バド、ハンド、あと何があるかな…相撲、柔道、ブラス(吹奏楽)、その他文化部多数。

 

 

 

たくさんありますね。

もちろん帰宅部って方もいらっしゃるでしょうし、高校時代は部活に捧げたみたいな方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな私自身は弓道部に所属してました。

 

 

 

昔は厨二病が激しかったために、「袴着たらかっこよくね?」という理由と「あれ?弓道部って走らなくてよくね?」という理由で中2くらいから弓道部に入ろうと考えてました。

 

2つ目の理由に関しては、小中で走り続け、泳ぎ続けた「心の中のハープ」が、本体である私に泣きついてきたので走らない部活を探しました。

 

 

 

そこで始まった高校の弓道生活

 

1年の頃の部長は真面目な方でした。

弓道に対して愛があるというか、一生懸命な方でした。

教え方も優しく、でも厳しく。

その姿、というか「その人物像」にすごい憧れて、こういう人になろうと思いました。

 

元々、小中で気性が荒かったので「優しい人間」を目指す第一歩になりました。

 

 

 

そして1年の後期。部長が変わります。

実力と人間性で「当たり前にあの人だろうな」という人が当たり前になりました。

 

 

 

前期のが「前々部長」として後期、1つ上で「前部長」として話を進めていきます。

 

 

 

前部長はナルシストでした。すごく。

 

ただそれだけの実力がありましたし、部長としての存在感も大きかったです。

 

後輩の面倒見は…良かったと思います。

 

ご飯にも連れてってくれましたし、引退したあとも試合に来てくれました。

 

それと人と話すのがとても上手…というかよく聞いてくれて、話もおもしろかったです。

 

 

 

やっぱり前部長とは前々部長と比べて付き合いも長いのでいっぱいでてきますね。

 

それでも人間としては前々部長の方が尊敬してました(真顔)

 

 

 

時は移って2年の夏。

自分たちの代の部長決めになりました。

 

前部長の推薦と先生の判断で代々決まってきたらしく、今年も話し合いが行われていたらしかったです。

 

僕らの中では3人候補がいました。

 

1人は私。

当時、大スランプに陥いっていてメンバー入りも果たせてなかったポンコツ

 

次に部員Y

型はあまり綺麗ではないが、的中率だけ異常に高い奇才。こちらもポンコツ

 

そして部員China

中国からの刺客。型も綺麗。的中率もそこそこ。頭もいい。しかし、ポンコツ

 

 

 

そう、見てわかる通り自分たちの代はポンコツばっかりだったんです。

部員はその他に3人いましたが、まず出席率が全員悪いというなかなか舐めた理由で候補から除外されました。

 

他の部活なら即退部、休部案件ですが、私たちはそんなことにはなりませんでした。ふざけた部活ですね。

 

ふざけた部活でしたけど。

 

 

 

そしていよいよ部長決め。

 

私は先生から外に呼び出されました。

 

先生「部長やりたい?やる気ある?」

私「まぁ、やりたい…ですね。」

 

決まりました。私になりました。

 

先生が懸念した理由は実力不足だけだったと思います。それだけ他の2人が落とされた理由が私にもはっきりとわかるからです。

 

なぜ他の2人をポンコツと言ったのか。

 

まず部員のY。

彼はこの世の非常識の権化のような人間なのでまずあり得なかったと思います。

言葉遣いを聞いたらわかりますよ。

蹴飛ばしたくなります。

 

そして部員China。

彼は日本語もしっかり使えます。決して国籍差別で落選したわけじゃありません。

ただ「煽り言葉」しか日本語を覚えてこなかったために、コミュニケーション不全だったんです。

外国語の勉強って挨拶から始まるんじゃないんですね。

 

私はこの時、常識を疑うことを覚えました。

 

そんなこんなで、消去法的にかろうじでコミュニケーションのとれる私が選ばれたわけです。

 

 

 

ただ部長になっても状況はカオス。

部員はコミュニケーション不全が2人。

部活に一切来ないのが1人。

小学校からの同級生で謎の男が1人。

 

頼みの綱は勉強の特別コースでなかなか来れない1番の常識人しかありませんでした。

 

 

 

私が部長に就いて以降は「神聖な弓道」というのは終わりを迎えました。

大部分は私のせいです。

 

弓道というのは特に静かなスポーツです。

そしてとても危険なスポーツ。

一歩間違えると一発で死に直結させることが出来ます。

ふざけるなんて言語道断です。

 

 

 

しかし、十何年間人を笑わせることに命を注いできた私にはそんなこと…

 

それこそ死に直結します。

 

 

 

笑わせ続けた結果。

部活の雰囲気はだいぶオレンジに、いいえ。お花畑になりました。

 

そして弓道そのもののレベルは心なしか下がっていました。お花畑になりました。

 

 

 

 

 

「3年間、つらい思いを乗り越えて一丸となって頑張ってきました!北信越を乗り越え、全国でも(以下省略」

 

3年の最後の試合に激励会で他の部活の部長が言っていました。

 

そう。

自分の高校は、ほとんどの部活が好成績。

文武両道を目指すこの高校。

最後の試合を予選落ちなんてあってはならないことです。

 

 

 

そして迎えた3年の最後の試合。

 

我々、お花畑スターズの試合開始です。

 

おかしいですね。当たる音が一向に聞こえません。

おかしいな、前日皆中(4射全中してるのにな。)

 

 

 

 

 

5人1組で試合を行うんですが、結果は欠席の出た4人1組の弱小高校とのワースト争い。

 

なんとかChinaのおかげで勝ちましたけどね。

 

ただもちろん予選落ち。

お花畑スターズの戦いはワースト2位で幕を閉じました。

 

 

 

現在、私は弓道を続けてません。

袴のたたみ方も知らないお花畑スターズの部長なんてバレたらどうしようもありませんからね。

 

新しい何かで本気になれるものを探します。

 

ただふと思います。

本気で弓道をやっていたら、一生懸命になれるものになってたのかなぁと。

 

もちろん弓道は楽しかったです。

部でふざけていた云々とかでなく、純粋に楽しかったです。

 

ただ、新しいことをやりたいなぁと今は思います。

 

高校の時とはやっぱり今は違い、本気になれるものを探す毎日です。

 

 

 

 

 

大学では何かに本気なれるものを見つけて、それに一生懸命になりたいと思います。

 

 

 

ではまた。