VR旅行から考える実体験の大切さ
こんばんわ、ハープです。
みなさんはVRを体験したことはありますか?
残念ながら私はまだありません。
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そもそもVRとは。
VRとは(Virtual Reality)の略であり、360°の仮想空間での疑似体験が出来るという技術です。
近年では家庭用機器「プレイステーション」での起用で身近なものになりました。
以前から普及している3D技術の応用で、大きく違うところは
「体験」、「体感」できる
ということです。
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VR技術のこれから
今日の本題はこれからです。
先日、ニュースでこんなものを見ました。
「Google MapにVR技術を取り入れることで、疑似観光をより近いものにする」
現地に行かなくても旅行が楽しめるようになるという試みです。
私はこの記事を見て、最近の子供達のゲームに対する考え方に似たものを感じました。
YouTube等の動画文化が中心の現在。
その中の1つ「ゲーム実況」というジャンルは子供達に大人気です。
しかし子供達の中にはゲームを視聴することで、視聴することで「やった気」になる子が多く存在します。
以前、あるアンケート結果を見ました。
「このゲーム(プレイ中)を持っていますか?」
結果は60%の人が「持っていない」という結果に。
これにより、ゲームの売り上げ不振の理由でもある「やった気」になっている子が多いということが明らかになりました。
話が少し外れましたが、このVR旅行にも同じことが言えます。
「旅行した気」
実際、これが本格化すると本当にそれで満足する人が多くなるんじゃないかと思います。
確かにお金もかかりません。
それに、一概に満足する人ばかりではなく、実際に旅行をする前の下見にもなるかもしれません。
しかし、旅行好きの私は大反対です。
旅行とは現地に行くまでの楽しみがあり、現地での楽しみ、そしてトラブルが起こったり、そこの人と出会ったりしてという確固たる旅行というものがあります。
そして先日の部活研修での言葉もこの記事を書く上で共感する点がありました。
「五感を研ぎ澄ます」
目で見て、音を聞いて、実際に触れて、匂いを嗅いで、味見する。
研修では自然体験におけることでしたが、「旅行」という点でも十分同じことが言えると思います。
景色を見て、遊園地ならアトラクションの、山なら山の音を聞いて、実際に体験して触れて、匂いは味覚とセットかもしれませんが現地で美味しいものを味わう。
旅行には全ての楽しみが詰まっていると思います。
技術が進歩し、遠い場所がすぐ身近に感じられるようになるのは喜ばしいことですし、興味が向くのもわかります。
けれども今回に関しては、「実体験だからこそ」のものをバーチャルで行うという点が疑問に感じられましので、以上を持って私の意見とさせていただきます。
記事を書いていたらとても旅行がしたくなったので、今度休日を使ってどこか行きたいと思いました。
ではまた。